厳寒の日本海の荒波でもまれ脂ののった寒だらをぶつ切りにし、みそ仕立てで丸ごと鍋にして味わう鶴岡を代表する冬の味覚。この寒鱈汁を思う存分味わえるイベントが市内各地で行われる。
各蔵で作りたての新酒・名酒を試飲でき、地区内の様々な会場で催しが行われる。
開催時期/毎年2月
伝統ある金峯山の山開きに合わせて行われ、雪の参道を多くの男女が手を取り合いながら登り、結ばれたことから、またの名を「えんむすび祭り」といわれている。
開催時期/毎年2月下旬
500年以上に渡り伝承されてきた国指定重要無形民俗文化財。春日神社の能舞台にろうそくの灯りが揺らめく中、幽玄に舞う。舞の後は、凍み豆腐煮などの郷土料理を囲み、お客様と能役者の交流が行われる。
開催時期/毎年2月第4土曜日
参勤交代で江戸から、北前船の西廻り航路によって京の都から、それぞれ運ばれた雛人形や雛道具がみられる。
「日本さくら名所100選」に選ばれている鶴岡公園。ソメイヨシノをはじめ、ヤエザクラ、シダレザクラなど約710本の桜が咲き誇る。
約300本の紅梅・白梅が咲き乱れる。見ごろの土日には梅まつりが開催され、野立てなども行われる。
山形県指定無形民俗文化財に指定された山五十川歌舞伎と山戸能がそれぞれ奉納される。
開催時期/毎年5月3日
菅原道真を祀る鶴岡天満宮の例祭。老若男女に関係なく、派手な花模様の長襦袢に帯を締め、手ぬぐいと編み笠で顔を隠し、手に徳利と盃を持ち、無言で酒を振舞う。通称「化けものまつり」と呼ばれ、当日は子どもや大人など様々な化けものが鶴岡市中心部を歩き回る。化け物姿で3年間誰にも知られずにお参りができると、念願がかなうと言われている。
開催時期/毎年5月25日
その昔、椙尾神社の裏山に棲む化け物(ムジナ)を退治したメッケ犬に由来する300年の歴史をもつ祭り。メッケ犬を象った犬みこしや、化け物に捧げたという仮女房を乗せた行列が古式ゆかしく練り歩き、華やかな「からぐり山車」が繰り出す。
開催時期/毎年6月5日
約90種3,000本の薔薇が次々と咲き楽しませてくれる。あつみ温泉ばら園は高台に位置し、温泉街を見渡すことができる最高のビュースポットでもある。
温泉郷の長い海岸線に広がる県内最大規模の海水浴場。海水浴の後の夕日はとても美しく、夜間には、いさり火が灯り幻想的な風景を見せてくれる。また、サーフィンやシーカヤックなどマリンスポーツも盛んな人気のスポット。
海開き/毎年7月中旬頃
500年以上にわたり、農民の手で受け継がれてきた国指定重要無形民俗文化財「黒川能」を櫛引総合運動公園内の特設水上野外ステージで、かがり火の中を幻想的に上演する。「水焔の能」は故郷の豊かな稔りと人々の招福息災を祈るもの。
開催時期/毎年7月最終土曜日
赤川河川敷の広さを生かし、約700mの範囲で、12000発もの花火を打ち上げる。全国デザイン花火競技会として選りすぐりの業者が参加する。
開催時期/ 毎年8月第3土曜日
開催場所/赤川河川敷
広大な庄内平野と出羽山地・日本海が織りなす自然と、ユネスコ食文化創造都市として認定された豊かな食文化にふれるサイクリングイベント。
地元の食材と一緒に月山ワインを堪能できる。食欲の秋を告げる初陣イベント。
旧藩主を慕う市民の手でかつての大名行列が再現される。城下町鶴岡を代表する伝統行事。
関川のしな織を体験できる。しな織製品の販売もしており、通常より少し安価で買えるのも魅力。地域のまつりで、キノコなども販売している。
山形県指定無形民俗文化財に指定された山五十川歌舞伎と山戸能がそれぞれ奉納される。
開催時期/毎年11月23日
七日町観音堂の例祭で、境内にはだるまや熊手、羽子板など正月の縁起物を売る出店が立ち並び、参拝客で賑わう。
開催時期/毎年12月17日
国の重要文化財に指定され、100日間参籠し、精進潔斎した2人の山伏がどちらが神意にかなったかを競い合う験競べが祭りの中心。
開催時期/毎年12月31日